目次1 コミュニケーションスキルが身につく企業研修の内容2 企業研修でコミュニケーションの活性化を図るゲームネタ3 コミュニケーションスキルを習得できる企業研修の選び方4 企業研修でコミュニケーションスキルを効果的に習得 […]
目次
社内の関係性構築を目的に、コミュニケーションスキルが身につく企業研修を検討している方もいるでしょう。コミュニケーションスキルを習得できる研修にはさまざまな種類があり、対象者や目的に応じたものを選ぶことが大切です。
本記事では、コミュニケーションスキルが身につく企業研修の内容を解説します。アイスブレイクに役立つゲームネタや企業研修の選び方もまとめているので、コミュニケーションにおける自社の課題を解消したい方は参考にしてください。

コミュニケーションスキルが身につく企業研修は、多岐にわたります。各企業研修の特徴や身につけられるスキルを理解したうえで、自社に適したものを選ぶことが大切です。
ここでは、コミュニケーションスキルが身につく企業研修の内容を解説します。
ビジネスコミュニケーション研修は、年齢や性別、立場の異なる相手とコミュニケーションがとれるようになることを目的とした研修です。研修では、主に次のコミュニケーションスキルを習得可能です。
日々の業務では、社内外問わずコミュニケーションが求められます。不適切なコミュニケーションは、認識のズレや伝達ミスを招き、業務の遅延や人間関係の悪化につながります。
ビジネスコミュニケーション研修では、仕事が円滑に進められるよう相手の立場に立った話し方や相づち、話す順番など、ビジネスで必要なスキルを習得可能です。若手から中堅、管理職まで全階層が対象です。
ビジネスコミュニケーションは、「上司に上手く思っていることを伝えられない」「質問の仕方がわからない」といった悩みを抱える新入社員の研修にも適しています。
ロジカルコミュニケーション研修では、自分の考えを論理的にまとめて、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーションスキルを身につけられます。研修で身につけられる主なスキルは、以下の通りです。
相手への情報伝達がスムーズになると、業務を円滑に進められます。ロジカルコミュニケーション研修では話の順序や論理の組み立て方を学べるため、主に管理職やリーダーが対象です。交渉力や部下育成力の向上を目的としている場合は、ロジカルコミュニケーション研修が効果的です。
アサーティブ・コミュニケーション研修では、相手の気持ちを尊重しつつ自分の主張を伝えるコミュニケーションスキルを身につけられます。相手に配慮したコミュニケーションスキルを身につけ、お互いに良好な人間関係を築くことが目的です。
研修で身につけられるスキルは、以下の通りです。
アサーティブ・コミュニケーションでは、自分の意見を通すのではなく、ポジティブな表現でお互いに意見を言い合います。適切な表現を習得することで、ストレスの少ない人間関係の構築が可能です。
そのため、アサーティブ・コミュニケーション研修は、若手から経営層まで幅広い階層が対象です。
ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修では、ソーシャルスタイル理論を活用し、タイプにあわせて適切なコミュニケーションをとるスキルを身につけられます。
ソーシャルスタイル理論とは、アメリカの産業心理学者デビッドメリル氏が提唱した理論で、コミュニケーションタイプを以下の4つに分類したものです。
| アナリティカル | 倫理的・計画的 |
| ドライビング | 現実的・成果主義 |
| エミアブル | 友好的・安定的 |
| エクスプレッシブ | 社交的・直感的 |
ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修では、4つのタイプの特徴と行動特性を学習し、適切なアプローチ法を身につけます。特徴にあわせて対応方法がわかるため、社内外問わず円滑なコミュニケーションが期待できます。
ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修は新入社員から管理職まで、全階層が対象です。特に、チームワークや組織力向上につながる企業研修を実施したい場合には、ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修がおすすめです。
1on1コミュニケーション研修とは、上司と部下の1on1ミーティングの効果を高め、関係構築や成長支援につなげることを目的とした研修で、管理職やリーダーが対象です。研修では、次のスキルを身につけられます。
研修で実践ポイントや行動心理学などを学ぶことで、効果的な1on1ミーティングを実現できるでしょう。スキルを身につけることで、信頼関係の構築や早期離職防止など組織力の向上にもつながります。
1on1コミュニケーション研修は1on1ミーティングを効果的に実施し、成長支援につなげるコミュニケーションスキルを習得したい場合におすすめです。
1on1ミーティングにおける対話技術について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
リーダーシップ研修とは、組織をけん引するための知識やスキルを身につけるための研修で、中堅層やリーダー、管理職が対象です。研修の目的は、リーダーが直面しやすい課題解決に必要なコミュニケーションスキルや対人スキルを身につけることです。
リーダーシップ研修では、主に以下のスキルを身につけられます。
中堅層や管理職の一人ひとりがリーダーシップ力を高めることで、組織の生産性向上やコミュニケーションの活性化が図れます。また、メンバーの意見を尊重しながらチームをまとめる方法を身につけられる点も、リーダーシップ研修を実施するメリットです。
リーダーシップ研修は、リーダーや管理職のコミュニケーションスキル向上を図りたい場合におすすめです。
チームビルディング研修とは、組織力向上を目的にリーダーやマネージャーがメンバーとの関わり方を学ぶ研修で、主にリーダーや管理職が対象です。チームとしての成果を得るための関係性構築を目的としており、ゲームやグループワークなどのプログラムを実施します。
チームビルディング研修で身につけられる主なスキルは、以下の通りです。
チームビルディングではメンバー同士が交流するため、コミュニケーションの活性化が期待できます。加えて、ゲームやグループワークを通じてチーム内の役割や強みの理解が可能です。
チームビルディング研修は、組織におけるコミュニケーションの活性化やメンバー同士の関わり方を改善したい場合に適しています。

企業研修でコミュニケーションの活性化を図るためには、ゲームの導入が効果的です。普段話す機会が少ないメンバーとも、ゲームをきっかけにつながりができる場合があります。
ここでは、アイスブレイクにも役立つゲームネタを解説します。チーム内のコミュニケーション活性化を図れる企業研修を検討している方は、参考にしてください。
伝言ゲームとは、参加者同士で情報を言葉だけで説明して再現していくコミュニケーション研修向けのゲームです。相手に伝わる説明の仕方や確認の重要性など、ビジネスコミュニケーションの本質を学べます。
伝言ゲームは、5〜10名ほどのグループに分かれて行い、文章や情報を言葉だけで次の人に説明していきます。最後の人が聞いた内容を発表し、違いを確認するのがゲームの流れです。
ゲーム後は、「なぜ内容が変わったのか」「どのように説明すればわかりやすかったか」といった内容を話し合うことで、コミュニケーション改善につながります。
共通点探しゲームとは、グループ内のメンバー同士で共通点を見つけ出すコミュニケーション研修向けのゲームです。メンバー同士で共通点を見つけられるため、普段あまり話す機会がない相手とも交流できるうえ、親近感を抱きやすいメリットがあります。
共通点探しゲームでは、3〜5人程度のグループに分かれて、共通のテーマを決めます。制限時間内に共通点を探して、最後はグループごとに発表するのがゲームの流れです。
ゲームを通じて質問力やコミュニケーション力を学べるため、メンバー同士の理解が深まります。
価値最大化ゲームとは、企業の価値を生み出す方法を考える企業研修向けのグループワーク型ゲームです。メンバーで役割を分担し、最適な戦略を立てて課題解決へ向けたチームワークの向上を図ることを目的としています。
価値最大化ゲームでは、限られた条件で成果を出す方法や、役割分担の重要性を学べます。価値最大化ゲームは、チームビルディング研修としても活用できるおすすめのゲームです。

ここでは、コミュニケーションスキルを習得できる企業研修の選び方を3つの軸に分けて解説します。
どのような企業研修が自社に適しているかお悩みの方は、参考にしてください。
コミュニケーションスキルを習得できる企業研修は、目的に応じて選ぶことが大切です。目的を明確にすることで、コミュニケーションスキルを効果的に身につけられます。
目的別の選び方は、以下の通りです。
| 目的 | 適したコミュニケーション研修 |
| 生産性向上 | ・ビジネスコミュニケーション研修 ・ロジカルコミュニケーション研修 ・ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修 |
| 人材育成 | ・1on1コミュニケーション研修 ・リーダーシップ研修 |
| 人材の定着 | ・アサーティブ・コミュニケーション研修 ・チームビルディング研修 |
目的によって、適したコミュニケーション研修は異なります。まずは、どのような目的でコミュニケーションスキルを習得できる企業研修を実施するのか明確にしましょう。
コミュニケーションスキルを習得できる企業研修を選ぶ際は、自社にどのような課題があるか整理することが大切です。課題を解決できる研修を選ぶことで、研修効果の向上が期待できます。
課題別の選び方は、以下の通りです。
| 課題 | 適したコミュニケーション研修 |
| 報連相ができていない | ・ロジカルコミュニケーション研修 ・ビジネスコミュニケーション研修 |
| 上司と部下の連携がとれていない | ・1on1コミュニケーション研修 ・アサーティブ・コミュニケーション研修 ・ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修 |
| 離職が増えている | ・アサーティブ・コミュニケーション研修 ・1on1コミュニケーション研修 ・チームビルディング研修 |
企業研修を検討するためには、自社のコミュニケーションにおける課題を明確にすることが大切です。
フィードバックの具体的なアプローチ方法やOJTトレーナー制度については、こちらの記事を参考にしてください。
習得すべきコミュニケーションスキルは、対象者の階層によって異なります。どのような対象者に、コミュニケーションを身につける企業研修を実施するのか決めておくことで、実務に活かしやすいスキルを身につけられます。
対象別の選び方は、以下の通りです。
| 対象 | 適したコミュニケーション研修 |
| 新入社員 | ・ビジネスコミュニケーション研修 ・ロジカルコミュニケーション研修 ・ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修 |
| 中堅社員 | ・アサーティブ・コミュニケーション研修 ・ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修 ・リーダーシップ研修 ・ロジカルコミュニケーション研修 |
| 管理職 | ・1on1コミュニケーション研修 ・リーダーシップ研修 ・アサーティブ・コミュニケーション研修 ・ソーシャルスタイル・コミュニケーション研修 |
研修は、対象者に適したカリキュラムを実施することが大切です。
管理職向けのコミュニケーション研修について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

コミュニケーションスキルを習得するためには、効果的に企業研修を行うことが大切です。
ここでは、企業研修でコミュニケーションスキルを効果的に習得するポイントを3つ解説します。実務に活かせるコミュニケーション研修を実施したい方は、参考にしてください。
コミュニケーションスキルを効果的に習得するためには、対象者の階層や職種に応じた企業研修を実施することが重要です。対象者によって、求められるコミュニケーションスキルは異なります。
例えば、新入社員と管理職では求められるコミュニケーションスキルが異なるため、同じ企業研修を行っても期待する効果を得られない可能性があります。
対象者の階層や職種を揃えて企業研修を実施することで、実務に活かせるコミュニケーションスキルを身につけられるでしょう。
企業研修でコミュニケーションスキルを効果的に習得したい場合は、自社の課題や目的の明確化が大切です。コミュニケーションスキルを習得できる研修を通じて解決したい課題や身につけたいスキルは、企業によって異なります。
例えば、上司と部下の連携がうまく取れていない場合は、関係性を構築できるコミュニケーションスキルを習得できる研修が必要です。どのような課題や目的を持って研修を導入するのか明らかにすることで、高い研修効果が期待できます。
企業研修でコミュニケーションスキルを効果的に習得するためには、座学のあとにグループワークやロールプレイングなどの実務を取り入れて振り返りを行うことが大切です。ペアワークやグループワーク、ロールプレイングなどでコミュニケーションを実践すると、研修内容が定着しやすくなります。
ロールプレイングでは、相手視点の理解や共感を高めやすく、実践的なコミュニケーションスキルの習得が期待できるでしょう。
企業研修後は振り返りの時間を設けることで、自分の考え方や行動を客観的に把握するスキルとなるメタ認知を高め、コミュニケーションスキルの定着を図れます。なお、研修は一度ではなく、定期的に行いましょう。

職場環境の整備や定着率向上には、コミュニケーションの活性化が重要です。コミュニケーションスキルを身につける企業研修の実施により、生産性向上や離職率低下などが期待できます。
コミュニケーションスキルを身につける企業研修にはさまざまな種類があるため、目的や課題、対象者に適したものを選ぶことが効果を高めるポイントです。コミュニケーションスキルを身につけられる研修の種類を知り、自社に適したカリキュラムを導入しましょう。
アンドアでは、その場だけで満足した研修から脱却するための具体的なプランを紹介しています。効果的な企業研修の組み合わせ方が知りたい方は、「対話を軸とした年間育成体系」をご活用ください。
山梨県出身。山梨でコミュニティカフェを経営後、人材組織開発コンサルティング会社に入社。 スタートアップから大手企業の若手・中堅向けリーダーシップ開発や組織の対話風土改革に尽力した後、新規事業開発部にて事業開発マネジャー、営業マネジャーを兼任。 自社内の事業構造改革から営業戦略・マーケティング戦略まで広く携わり、その知見を人材・組織開発へ転用することを得意としている。 モットーは、「本来の力が発揮できる対話力と環境づくりを引き出す」
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