評価面談に潜む課題
現在の多くの職場では、評価面談が組織と個人の成長を促進する機会ではなく、むしろ問題を生み出す場になってしまっています。
- 評価者が自分の評定に自信を持てず、説得力のある面談ができない
- メンバーの努力よりも失敗に着目する「減点法」評価が常態化している
- 評価面談が一方通行のフィードバックに終始し、真の対話になっていない
- 上司と部下の間に心理的な溝があり、率直なコミュニケーションが困難
- 納得感のない面談が離職や意欲低下の直接的な原因になっている
これらの問題の本質は、「どう声かけしたらいいのかわからない」評価者と「どうせ見られていない」という諦めを持つメンバーの間の軸なき関わりにあります。
この状況が「やるだけ無駄」という行動弱化につながっているのです。
セミナー内容
本セミナーでは、評価面談を「辛い義務」から「成長の証明の場」へと変革する実践的な方法をお伝えします。
評価面談を効果的に連携させることで、メンバー一人ひとりが「この会社だから成長できる」と実感できる職場づくりのノウハウをご紹介します。
- 成長を引き出す評価面談の新しいフレームワーク
減点法から加点法への転換、心理的安全性を高める対話の進め方、評価者が自信を持って面談を行うための具体的テクニック
- 1on1と評価面談の相乗効果を生み出す連携モデル
日常の1on1で「見ている」を伝え、信頼関係を構築する方法、1on1で集めた「成長の証拠」を評価面談で活かす実践アプローチ
- 「頑張り→成長→やればできる」の可視化メソッド
一人ひとりの成長プロセスを可視化する具体的な手法と、それを組織全体に広げるための仕組みづくり
こんな方におすすめ
- 評価面談に自信が持てず、「やるだけ無駄」と諦めるメンバーの意識を変えたいリーダー・マネジャー
- メンバーの離職や意欲低下に悩み、評価制度の現場運用に課題を感じている経営者・人事担当者
- 1on1を導入したものの、評価面談との効果的な連携ができていない組織
本セミナーのポイント
- 評価者として自信を持って面談を進め、心理的な溝を埋める対話技術と関係構築の方法
- メンバーの「頑張り→成長→やればできる」を可視化し、1on1と評価面談を連携させる実践的フレームワーク
- 「この会社だから成長できる」という実感を生み出し、誰もが働きたいと思える組織文化の作り方
評価面談を「辛い義務」から「成長の機会」へと変え、誰もが働きたいと思える憧れの職場づくりを一緒に学びませんか?
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
講師プロフィール
外資系小売業、大手学習塾、リクルート、リ・カレント株式会社を経て現職。
対話の能力開発に特化した、企業研修ファシリテーター兼プロアスリートのコーチ。人や組織が“あきらめる”メカニズムを探求し、人と組織が「本来の力を思いのままに」することを事業ビジョンに約500社の人材・組織開発案件に携わる。事業と人材組織課題を簡潔に可視化し、参加者の目線や言葉尻から潜在的なリスクやメリットをフィードバックする、即興的なファシリテーション技術を得意とする。