壮大なビジョン、いつかは管理職、やったふり1on1、あなたの組織は大丈夫?
「キャリア研修をしても、キャリア面談をしても、メンバーの行動が変わらない。」
そんな悩みを抱えていませんか?
メンバーからこのような声が多くなってきました。
「何したい?と聞かれても、今やってる業務以外に何ができるのかわからないから困る」
この背景にあるのは、多くのメンバーが陥っている「自前主義」です。
自分だけで目の前の仕事を終わらせようとするあまり、仕事の全体が見えてこない。他部署がどんな仕事をしているのか、上司がどんな課題を抱えているのか、会社全体がどこに向かおうとしているのかが見えないまま、日々の業務をこなしている。
その結果として、キャリア面談で「将来どうしたい?」と聞かれても答えられないのです。
この問題の根本原因は、従来のキャリア開発アプローチにある2つの盲点にあります。
私たちが2万件のキャリア開発データを分析した結果、多くの組織で「自前主義」という見えない壁が存在することが判明しました。
メンバーは「キャリアは自分だけでなんとかするもの」と思い込み、上司や同僚のリソースを活用することを躊躇しているのです。
もう一つの盲点は、「どんな状態で働きたいか」という状態目標について、面談などで何となく話し合っただけで済ませてしまい、本当の意味で納得感ある言語化になっていないことです。
面談をしても、上司の思い描けるキャリアパスしか提示できず、メンバーはモヤモヤを抱えたままという状態の正体は、ここにあります。
私たちの分析で、この2つの要素を見直すことが、メンバーの主体的な行動変容を促す重要な鍵となることがわかってきました。
では、どうすればメンバーが自ら「もう一歩踏み込んで仕事をしよう」と思える組織を創れるのでしょうか?
私たちのキャリア自律支援では、先ほどの盲点に対応する2つの鍵が必要だと考えています。
第1の鍵:周囲のリソースと繋ぐ巻き込み力
メンバーが「一人で頑張る」思考から脱却し、組織内のリソースを積極的に活用するマインドセットへの転換を促します。上司との対話、同僚との協働、社内ネットワークの活用など、「周囲を巻き込む力」を開発します。
第2の鍵:状態目標の言語化
「挑戦を楽しんでいる状態」「成長実感を持てている状態」など、上司との対話・ワークを通じて、メンバーが本当に望む働き方を具体的な言葉にしていきます。この言語化により、メンバーの内発的動機を引き出すことに焦点を当てます。
この2つの鍵を研修内でトレーニングしていくことにより、漠然としたキャリアビジョンではなく、明日から動く行動を発見していきます。
このセミナーは特に以下のような課題を抱える人事担当者の方におすすめです。
メンバーが自ら挑戦的な行動を起こす組織を本気で創りたい人事担当者の皆様、ぜひこの機会にご参加ください。
データから導き出された「自前主義の打破」と「状態目標の言語化」で、キャリア自律の壁を突破しましょう。
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